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認知症の謎を解明!誰もがスーパーエイジャーになれるか?! [科学]

最近、アメリカでどうして認知症になるのか、その手がかりが解明され始めたようですね。

もしも、これで認知症を予防できるとなれば素晴らしいことです。人生いくら長生きしても認知症や寝たきりでは楽しくないからね。

大脳皮質の厚さが記憶力に関係している!

80歳を超えたスーパーエイジャー(50〜60代の人たちと変わらない記憶力の持ち主)の人たちに集まってもらい、色々なテストを行ったそうです。また、5人の遺体の解剖も調べ、その調査結果が発表されました。

もともとスーパーエイジャーの脳は、同年代の普通の人と比べて構造自体や神経系統の結びつきに違いがあるようです。脳内で集中力をつかさどる部分がより若い世代と比べても厚いそうです。

つまり、大脳皮質が厚いほど記憶力が良い可能性があるということが、発見されたのです。

一方で、この研究に参加していない著名な博士も、この説に賛成されているそうです。そして、細胞内で形成されて、細胞を死滅させるタンパク質の「もつれ」が、同年代の人に比べスーパーエイジャーには少ないそうです。

この「もつれ」や大脳皮質の厚さが、どうもカギのようですね。

また、人間年をとると頑固になり、人の意見などを聞かないようになりますよね。ところがスーパーエイジャーたちは、社会との関係性がうまくいっているようです。彼らは特殊なニューロンというものを普通の高齢者より3〜5倍持っているそうです。

一言で言えば、記憶力と協調性を合わせ持った人が、スーパーエイジャーということのようです。
今後の研究成果が待たれますね。




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